お天道様は見てる

ジャニオタの生き様

パラダイスにいた阿部亮平くんの話。

※Summer Paradise2018 Snow Man公演のほんのりネタバレ注意です。

 

 

※ちなみに余韻とロスに浸りながら思うことをつらつらと書いただけだから全く面白くないし、若干ポエマー入ってるからそのへんキモッて思っちゃう人は自衛よろしくな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/7 13:00 サマパラSnow Man公演初日の昼公演。初っ端の初っ端に私は参戦しました。

YouTube経由でSnow Man推すようになった新規だし、グループ自体歴史もあるから、いわゆる「身内ネタ」なるものがあるのかな〜と一抹の不安を抱えながらのサマパラ。

 

 

 

 

全くそんなことなかった。私でも知ってる曲がたくさんあったし、何より曲が気にならないほどパフォーマンスが楽しくて全力で声を出せた。

 

 

というのも私が人生で初めてアリーナ席に当たり、肉眼ではっきり見えるとかそういうレベルじゃない近さで参戦できたことが強い。

 

 

席に着いて鏡を手に取ったら、自分の手が震えてた。ブルッブル。

 

 

それが何よりも意外だった。もっとTwitter

「やばい神席当たった!!!!!」

と騒いだり、テンションが上がって周囲の全く知らない人に

「楽しみましょうね!!!!」

と声をかけたりしそうだなって思ってた。真逆。1人で噛み締めてた。ペンライトの発光を確認したり、うちわ折れてないかな?って見る程度であとは周囲のヲタクを観察したりステージ構成を見てなるほど〜と感心したり、やっぱ3バル落ちそうで高所恐怖症の私には無理だな〜と怯えたり。手を震わせながら。

 

 

すとんずのレポで「2バル3バルでも充分楽しめるよ!」といった文言を見たので、席には期待していなかった。

 

違うな、期待していなかったというより「どこでもいいや」と思ってた。「どこでも楽しいだろ」と。むしろ私は身長が低めなので、アリーナが当たったら埋もれてしまわないか心配だった。

 

 

それぐらいのモチベだったから、アリーナでしかも埋もれない席が当たった時のことなんて考えてなかったし、いざ当たったらどうしていいものか分からなかった。

 

 

 

開演3分前ぐらいになると、どこからともなくSnow Manコールが聞こえてきて、私も見様見真似でSnow Manを呼んだ。この時点でもまだ現実を受け止められてない。これ現実だよね?と確認する意味も込めたSnow Manコール。結局心の浮遊感を落ち着けられないままライブが始まった。

 

 

 

幕が降りた瞬間、もうどうしていいか分からなくて、手の次は肩を震わせてしまった。そこに阿部くんがいる。私が感極まるには、充分すぎる光景だった。そして、ついさっきまで彼らの存在さえ信じられなかったのに、始まってからは不思議なほど受け止められた。

 

 

半ば泣き笑いに近かった。信じられないけれど現実だって理解できる、あの不思議な感覚。爆音で流れる曲を聞きながら、目の前のこの景色を絶対に忘れないぞって目に焼き付けた。

 

 

でも終わってみたら、やっぱり記憶がボロボロだった。覚えてはいるけど、ほとんど薄い。水をたっぷり含んだ絵の具で描いた絵みたいな思い出。自意識過剰なファンサさえ「何の衣装で何の曲だったっけ?」とおぼろげだった。

 

 

言えるのは、すぐそこに阿部くんがいて、歩いて踊って笑って手を振って投げちゅーして、挙句の果てに目を合わせてくれて、画面か紙でしか見たことのない人が実際目の前で動いてるあの光景があったということだけ。

 

 

今まで2階見切れ席とか1階スタンド後方とか、アイドルが米粒になる席しか入ったことがなかったけど、それでもアイドルが生きて動いてることを信じられたことはなかった。あのちっちゃいのがいつも応援してる自担?あれ本物?とどうしても疑ってしまう節がある(いや本物やろ)。

 

でも実際アリーナに来たら、意外にもすんなり受け止められる。「なんかよくわかんないけど生きてるっぽいぞ?」「これ現実っぽいぞ?」みたいな。

 

 

ライブ中はそんな心中だったけど、終わったあとのロスは酷い。今まで参戦したライブの中で一番酷い。(ちなみに今もロス真っ最中だしもはやSnow Manという字面さえトラウマ)

 

 

たった2日前のことだけど、本当に阿部くんと同じ空間にいたの?と記憶に自信が無いし、あれ夢だったのかな?とさえ思う。

 

 

けど、ペンライトを振った右腕とか、声を出しすぎた喉の痛みを感じる度に

あぁ、多分現実だったんだなあ

って実感する。それこそ、あの奇跡の存在を体が証明してくれてるからかろうじて信じられてるって具合。

 

 

近すぎて誰に対するファンサなのかもよく分からなかったし、私が「今目が合った!」と思ったそれは自意識過剰で、実際は別の人を見てたのかもしれないけど、もうそれでもいい。近くに来て手を振る阿部くんとか、本編とアンコ両方のお立ち台に来てくれる阿部くんとか、DA PUMPのU.S.A.踊る阿部くんというか、ゆきおを付けて「ペアルックだね」って言う阿部くんとか、参戦しなかったら絶対に見れなかったものが見れた。それだけでいい。

 

 

あれは奇跡の2時間弱だった。それしか言えない。

 

 

 

 

まあ奇跡といっても起こるべくして起こった奇跡だよなとも思う。ライブに行って初めて知ったことは

「阿部くんがめちゃくちゃ頑張ってる」

ということ。阿部くんが頑張ってくれたおかげで私は奇跡を奇跡と言えた。

 

 

え〜!!当たり前すぎ〜!!と思うじゃん?でもごめん、本当に阿部亮平をナメてた。

 

 

あそこまで走り回って、あそこまで笑顔で、あそこまでファンサしてくれるなんてちっとも思ってなくて、

 

彼ら自身にもそれぞれが描く「理想のアイドル像」があると思うんだけど、

阿部くんの思う「アイドル」がこれなのか、って

「こうしてファンを大切にしてくれるんだ」って知ることができた。

 

ファンとこんなにも近くで嫌な顔ひとつせず「楽しませたい」の一心で踊って歌う阿部くんを見て、この人なら信じられるって思えた。

 

 

この人の夢を叶える手助けをしたいって、心から思えた。

 

 

幸せにしてくれてありがとうって声を大にして伝えたい。

 

 

嫌なことがあっても「サマパラがある」って乗り切ってきた。悲しいことがあったら阿部くんが出演した番組を見て「頑張ろう」って気を引き締めてきた。

 

 

小さいことだけど、今こうしてサマパラの思い出をおぼろげながらも書き出せているのは、阿部くんがいたからこそ。本当にありがとう。

 

 

私たちを幸せにしてくれる彼らが頼れるのは、私たちファンなんじゃないかな?自惚れかな?自惚れか?すまんな!

でも私にできることって本当に限られてて、応援しかないんだよね。

応援にも、雑誌買ったりテレビ見たりライブ行ったり色んな「応援」があるけど、できることをできる範囲でやろうと思う。

 

 

 

また紹介ラップであべちゃんって叫べるように、とりあえず日常を頑張ってみようって思います。

 

 

多分この先ずっと忘れない。忘れられない公演になった。

最高の夏でした。パラダイスにいざなってくれて、本当にありがとう。

 

 

 

私を幸せにしてくれた阿部くんが、幸せになれますように。